内見とは？

内見は、賃貸住宅を借りる際に、物件の実際の状態や設備を確認するために行われる見学のことです。
賃貸住宅の所有者や不動産業者が、借り手（賃借人）に対して物件を案内し、部屋や建物の状態を実際に見て確認してもらう機会でもあります。
内見は、賃貸住宅を実際に借りる前に行う重要なステップとなります。

内見の流れとは？

一般的な内見の流れとは、まず内見の予約から始まります。2，3日前には予約をしておくのが望ましいでしょう。1日に複数の内見を行う場合は、4，5件くらいが混乱せずに、整理・比較がしやすいと思われます。

＜内見の流れ＞
内見予約
↓
不動産会社へ（物件に直接集合の場合も）
↓
物件へ（1日に複数見る場合も）
↓
不動産会社へ（相談または仮押さえ）

内見を終えた後は、不動産会社に行き、申し込みたい物件があれば仮押さえを行います。「仮押さえ」という言葉は、入居申込みを意味します。内見を済ませて入居申込書を提出すると、入居審査を受けている間は物件が仮押さえができます。入居審査にかかる期間は基本的には2～3日程度、長くみても5日間あれば完了するでしょう。

内見時の持ち物

内見に持っていくとよい持ち物とは何でしょうか？　以下にあると便利な持ち物を紹介します。

スマートフォンまたはカメラ：
内見した物件の写真を撮っておくと後で検討や比較ができます。気になるポイントがある場合は、特に写真を撮っておくと参考になります。

筆記用具：
内見中に気になるポイントや質問をメモするために、ペンやメモを用意しましょう。

メジャー：
物件のサイズや間取りを正確に測定したい場合には、メジャーを持参しましょう。

図面：
不動産会社からもらった図面を持って実際の賃貸住宅と見比べていきましょう。

方位磁石（アプリでもOK）：
東西南北の向きが分かると、日当たりの様子が予測できますので、方位磁石で調べましょう。スマホのコンパスアプリでもOKです。

スリッパ：
不動産会社が用意してくれることが多いですが、自分のスリッパを使いたい人は持っていきましょう。

身分証明書や印鑑：
申込み手続きを行う可能性がある場合には、身分証明書（運転免許証やパスポートなど）、印鑑を持っていきましょう。

内見で押さえておきたいチェックポイント

次に、内見で押さえておきたい主なチェックポイントを紹介します。

部屋の状態・設備: 部屋の広さや間取り、壁や床の状態、窓やドアの開閉、給湯器やエアコンなどの設備の動作状況を確認します。水回り（キッチン、トイレ、バスルーム）の清潔さや使い勝手も重要なチェックポイントです。

水回りと給排水設備:
キッチンやバスルームの水漏れや排水の問題、水圧の強さなど、水回りと給排水設備の状態を注意深くチェックします。また、給湯器や給水ポイントの設備も確認しましょう。

建物状態・設備:
建物自体の状態も確認しましょう。共用部分も忘れずに観察し、階段、廊下の清潔さや照明の明るさ、エレベーターの動作状況などをチェックします。また、セキュリティ対策（防犯カメラやオートロックなど）も確認しておきましょう。

周辺環境:
内見時には、物件の周囲の環境を確認します。近隣の騒音や交通の便、近くにある施設（コンビニ、スーパーマーケット、公園など）の有無などを注意して観察します。移動の間も人通り、交通量、街の雰囲気など、環境を確かめておきましょう。

契約条件と費用:
内見の際には、契約条件や賃料、管理費や共益費、敷金・礼金などの詳細な情報を確認します。また、駐車場や駐輪場の有無や料金、光熱費やインターネットの接続状況なども確認しておくといいでしょう。

見逃しがちだけどチェックしたい場所は？

内見したけど、見逃してしまった！ということのないよう、チェックしておきたい細かいポイントがあります。

日当たりや風通しといった基本的なこと以外に、例えば、コンセントの位置や数、携帯電話の電波の入り具合、洗濯機置き場のサイズ、付帯するエアコンの年数なども見ておきたいものです。
細かいポイントですが、内見で集合住宅に来たら、マンションやアパートの雰囲気を見るために共有部分の掲示板も見てみましょう。周辺の住人の様子、ゴミ置き場が清潔かどうかなど、共有部分の観察も大事なポイントです。

まとめ

今回は、「内見」で押さえておきたいチェックポイントを紹介してきました。
コロナ禍以降、オンライン内見に対応する会社もありますが、正式な契約前にはぜひ実際の物件に足を運んでおきたいものです。
日の出不動産は神奈川県相模原市古淵エリアを中心に町田市・相模原市の賃貸物件を多く取り揃えております。ぜひお気軽にお問合せください。

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